歯科医師国家試験の勉強法!
先日、ヘルパンギーナが流行していることをラジオで耳にしました。
ヘルパンギーナ、、恐ろしく懐かしい名前。
国試から半年が経つと同時に、次回の110回歯科医師国家試験まで半年を切っていることに気づきました。
そこで、去年の記憶をたどりつつ国試の勉強法をざっと紹介します!!
(国公立出身なので、国公立目線でお送りします。。)
デンタルが終わり、国試勉強をようやく本格的に始めた国公立6年生も少なくはないでしょう。。
1.まずはじめに
第一に、基礎からはじめるのをオススメします!
基礎は量が多く難しいわりに出題数が少ないので、後回しにするのは最も危険だからです。しかも文字通り、全科目の土台となります。
また、とくに口腔外科との関連が強いので、基礎を一通りやったら口外に進みましょう。
(何につけても科目ごとの「関連付け」で、記憶の定着と理解スピードは向上します。例えば、先天異常なんて基礎、口外、小児、矯正に関連します。)
逆に1番後回しにしていいのが保存。
保存(や矯正)は最近の国試でもエッジの効いた問題は少なくオーソドックスな問題が多い印象です。
補綴は難しいので保存よりは先にやりましょう。
あくまで一例です。
苦手な基礎からはじめて全然捗らないなら、気分転換に好きな臨床科目やったっていいのです。
やらないよりは何かしらやったほうが当然良いですし。
2.勉強法の総論
勉強法全体として注意したいのが、時間をかけすぎないことです!!
国試においてはどの科目でも深いところまで突き詰めていたらキリがありません。
とくに基礎なんて、全てをちゃんと覚えて理解しようものなら、半年あっても足りません!
過去問集を解き進めて、過去問集を(とりあえず)消化するのがいいです。
国試に限らず、全ての勉強に共通することですが、
まずは全体像をざっと把握することが最も重要です!
総論から各論を学ぶのもそのためです。国試における総論とは問題集を消化していき国試の全体像を把握することです!!
国試に得意科目は必要ありません。
全科目をまんべんなく点を取らないと、各基準点に達しないからです。
その意味でも、総論が大事なのです!!
(なので、総論のとっかかりとして必修をやるのもアリですね)
もちろん、全員には当てはまりません。
中には各論を一つ一つキッチリ進めてしっかり合格する人もいます。
範囲が広すぎて何からやったらいいかわからない、
はじめたけど思うように進まないからどうしようか悩んでいる、といったような人は勉強法や考え方の1例として、参考にしてみて下さい!
3.勉強をするのは自分自身!
結局は、モノの本であったり色んな人の考えや方法をきいてから、自分にあった国試の勉強法を確立しなければなりません。
予備校の先生の言うことを完全に鵜呑みにしないように注意して下さい。
かと言って全否定もよくありません!国試におけるプロですので。
先生でも誰の意見でも、常に自分で解釈した上で、行動にうつして下さい。
まだ時間は十分ありますので、この時期は変に力を入れずに、できるだけストレスのかからないようにサクサク進めましょう!
…何かあったら、周りの友達か同期か、先輩に相談しましょう。
誰にも相談せずに1人で闇雲に進めて、周りとやっていることがズレでドツボにハマるのが最もよくないパターンなので。。
以上です。
少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれた方(とくに国試受験生)はありがとうございました。
皆さんの国試勉強が、実りのあるものになることを願います!
マッチングや卒業試験や実習など、国試勉強以外にやることがまだまだあると思いますが、国試に向かって頑張ってください♪